2014年 08月 18日
深川八幡祭り |
昨日は江戸三大祭の一つと言われる『深川八幡祭り』に行って来ました、、、、、、
今年は三年に一度の本祭りとのことでこの祭りのメインである氏子53町会における神輿の連合渡御を見てきました。
自宅から自転車で20分ほどで富岡八幡宮につきます、、、、、まずは参拝。
江戸初期将軍家の命で当時砂州で有ったこの地を深川八郎左衛門ら数名が
開拓に尽力し『深川』の地が出来たそうです。富岡八幡宮はその鎮守として現横浜市にある源頼朝が勧請した八幡宮の直径分社として創建したそうです。
主祭神は応神天皇(八幡神)、、、八幡神は源氏をはじめ武家の武神として崇敬を集めている。
源頼朝、足利尊氏の祖先である八幡太郎義家はその名から有名である。本社も江戸時代には徳川幕府
からも手厚い保護を受けている。
またこの地は『木場』が隣接しており当時建築資材の集積場として発展、、、、火災が多かった江戸において
都市形成の礎には欠かせない場所であったと思います。
江戸時代の豪商紀伊国屋文左衛門が三基の本社神輿を寄贈したようですが後の関東大震災で焼失、、、
平成の御世となり佐川急便社から日本最大級の神輿が寄進されましたがあまりにも大きいので道路や
担ぎ手の事情により一度しか担がれていません。そのかわりに少し小さい二之宮が三年に一度
氏子地域を渡御します。、、、、、境内神輿蔵にはいつでも見ることが出来るようですよ。
『深川っ子』自慢の御神輿です。
さてさて、、、お目当ての神輿連合渡御ですが早朝各町内神輿が本社前に集合して出発、、、、
これより氏子地域外周8キロの道のりだそうです。
私は10時ごろに清洲橋の上でまず見ることにしました。
続々と各町内神輿がやってきます、、、、午前中は曇っていたのでスカイツリー見えず、、、
隅田川を渡り箱崎方面へ
流石この時期のお祭り、、、、、緊急対応も万全
そしてこの連合渡御のメインである永代橋~本社まで、、、、、、初めてきた私には圧巻でした、、、、
永代橋から佃島を眺める
永代橋を続々本社に向けて神輿が連なります。
この橋は隅田川に四番目の橋として五代将軍綱吉の時代に掛けられました、、、、、、
赤穂浪士討ち入り事件の折本懐を遂げた浪士がこの橋を渡り泉岳寺まで向かった話は有名ですね。
また、深川祭りを見に来ていた群集に橋が耐えられなくなり落橋事故が有り多くの死者・行方不明者を
だした歴史もあるようです。
今や高層タワーマンションを背景に神輿が通る、、、、、
この『深川祭』少し他の江戸の祭りと違ったことが一つ、、、、、、別名『水かけ祭』と言われて
神輿、担ぎ手を清める仕来りがあるようでこの永代橋通りはメインになります。
町会で大きなトラックを用意、、、、プールに水を溜め勢い良くかけたり、地元消防団のホースによる
放水、、、、、、頑張っている一般住民のホースや子供の水鉄砲、、、その掛け方は様々です。
写真を撮っていて嬉しいのはトラックから掛ける大量の水、、、、、、消防団のホースの放水は
水が細かく写真には迫力がでない、、、、
本社前、、、、、、
本社前を過ぎて最後の交差点で水かけ、、、、、、、ここより各町内へ戻っていきます。
三年に一度の本祭り、、、、深川八幡祭りを堪能させてもらいました、、、、、、
『神輿深川、山車神田、、、、だだっ広いは山王様』と言われる通り圧巻のお祭りでした。
私なりに素晴らしいと思ったのは各町内の統一志向、、、みんなで良いお祭りにしたいと意図が
凄く感じられます。祭り装束も御揃いの半纏はもとより白の半股引きと白の足袋、鉢巻はタオルは駄目で
全て日本手ぬぐい、、、、、、掛け声は『わっしょい』、、、、『わっしよい』は“和を背負う”という意味があるらしく
『和もって尊ぶ』江戸らしい気風が有ります。沿道にある御酒所には各町内の神輿が挨拶に寄ったり
他町会の人々が『水かけ』で清めてくれて応援してくれる、、、まさに『和』のお祭りです。
(わっしょいの掛け声は前方向に行くので小気味よく神輿の進行も早い、、、木材を運ぶ形なのでこうなったと言う
説もある、、、担ぐと言うより『運ぶ』様な感じ)
そして女性が元気です。他のお祭りも女性が増えていますがこれだけ担いでいる女性を見たことが
有りません、、、、、、氏子町内の小学生児童による先導金棒引きも華を添えていました。
これらの事を考えると江戸期のお祭りに非常に近い形の様な気がしまた、、、、、、
何はともあれ暑さ吹き飛ぶ素晴らしいお祭りで深川っ子の心意気を見たような気がします。
今年は三年に一度の本祭りとのことでこの祭りのメインである氏子53町会における神輿の連合渡御を見てきました。
自宅から自転車で20分ほどで富岡八幡宮につきます、、、、、まずは参拝。
江戸初期将軍家の命で当時砂州で有ったこの地を深川八郎左衛門ら数名が
開拓に尽力し『深川』の地が出来たそうです。富岡八幡宮はその鎮守として現横浜市にある源頼朝が勧請した八幡宮の直径分社として創建したそうです。
主祭神は応神天皇(八幡神)、、、八幡神は源氏をはじめ武家の武神として崇敬を集めている。
源頼朝、足利尊氏の祖先である八幡太郎義家はその名から有名である。本社も江戸時代には徳川幕府
からも手厚い保護を受けている。
またこの地は『木場』が隣接しており当時建築資材の集積場として発展、、、、火災が多かった江戸において
都市形成の礎には欠かせない場所であったと思います。
江戸時代の豪商紀伊国屋文左衛門が三基の本社神輿を寄贈したようですが後の関東大震災で焼失、、、
平成の御世となり佐川急便社から日本最大級の神輿が寄進されましたがあまりにも大きいので道路や
担ぎ手の事情により一度しか担がれていません。そのかわりに少し小さい二之宮が三年に一度
氏子地域を渡御します。、、、、、境内神輿蔵にはいつでも見ることが出来るようですよ。
『深川っ子』自慢の御神輿です。
さてさて、、、お目当ての神輿連合渡御ですが早朝各町内神輿が本社前に集合して出発、、、、
これより氏子地域外周8キロの道のりだそうです。
私は10時ごろに清洲橋の上でまず見ることにしました。
続々と各町内神輿がやってきます、、、、午前中は曇っていたのでスカイツリー見えず、、、
隅田川を渡り箱崎方面へ
流石この時期のお祭り、、、、、緊急対応も万全
そしてこの連合渡御のメインである永代橋~本社まで、、、、、、初めてきた私には圧巻でした、、、、
永代橋から佃島を眺める
永代橋を続々本社に向けて神輿が連なります。
この橋は隅田川に四番目の橋として五代将軍綱吉の時代に掛けられました、、、、、、
赤穂浪士討ち入り事件の折本懐を遂げた浪士がこの橋を渡り泉岳寺まで向かった話は有名ですね。
また、深川祭りを見に来ていた群集に橋が耐えられなくなり落橋事故が有り多くの死者・行方不明者を
だした歴史もあるようです。
今や高層タワーマンションを背景に神輿が通る、、、、、
この『深川祭』少し他の江戸の祭りと違ったことが一つ、、、、、、別名『水かけ祭』と言われて
神輿、担ぎ手を清める仕来りがあるようでこの永代橋通りはメインになります。
町会で大きなトラックを用意、、、、プールに水を溜め勢い良くかけたり、地元消防団のホースによる
放水、、、、、、頑張っている一般住民のホースや子供の水鉄砲、、、その掛け方は様々です。
写真を撮っていて嬉しいのはトラックから掛ける大量の水、、、、、、消防団のホースの放水は
水が細かく写真には迫力がでない、、、、
本社前、、、、、、
本社前を過ぎて最後の交差点で水かけ、、、、、、、ここより各町内へ戻っていきます。
三年に一度の本祭り、、、、深川八幡祭りを堪能させてもらいました、、、、、、
『神輿深川、山車神田、、、、だだっ広いは山王様』と言われる通り圧巻のお祭りでした。
私なりに素晴らしいと思ったのは各町内の統一志向、、、みんなで良いお祭りにしたいと意図が
凄く感じられます。祭り装束も御揃いの半纏はもとより白の半股引きと白の足袋、鉢巻はタオルは駄目で
全て日本手ぬぐい、、、、、、掛け声は『わっしょい』、、、、『わっしよい』は“和を背負う”という意味があるらしく
『和もって尊ぶ』江戸らしい気風が有ります。沿道にある御酒所には各町内の神輿が挨拶に寄ったり
他町会の人々が『水かけ』で清めてくれて応援してくれる、、、まさに『和』のお祭りです。
(わっしょいの掛け声は前方向に行くので小気味よく神輿の進行も早い、、、木材を運ぶ形なのでこうなったと言う
説もある、、、担ぐと言うより『運ぶ』様な感じ)
そして女性が元気です。他のお祭りも女性が増えていますがこれだけ担いでいる女性を見たことが
有りません、、、、、、氏子町内の小学生児童による先導金棒引きも華を添えていました。
これらの事を考えると江戸期のお祭りに非常に近い形の様な気がしまた、、、、、、
何はともあれ暑さ吹き飛ぶ素晴らしいお祭りで深川っ子の心意気を見たような気がします。
by hagoita-kougetsu
| 2014-08-18 10:16
| 我が家日和
|
Comments(2)
Commented
by
もとこ
at 2014-08-19 21:20
x
水を被写体に捉えるは難しいですよね。
でも素人目には綺麗で涼しげです。
20年位前に、佃のお祭りを見に行ったことがあります。
地元の人しか担げない八角神輿は非常に物珍しかったです。
担ぎ手の出で立ちが、いかにも漁師町のようで恰好よかったな...
神酒所は箱庭のように仕立てられて獅子頭がお供えしてあったり。
非常に暑い時期なので、なかなか、見に行こうとは思わないのですが(^^;)
また機会があったら、行ってみたいお祭りです。
でも素人目には綺麗で涼しげです。
20年位前に、佃のお祭りを見に行ったことがあります。
地元の人しか担げない八角神輿は非常に物珍しかったです。
担ぎ手の出で立ちが、いかにも漁師町のようで恰好よかったな...
神酒所は箱庭のように仕立てられて獅子頭がお供えしてあったり。
非常に暑い時期なので、なかなか、見に行こうとは思わないのですが(^^;)
また機会があったら、行ってみたいお祭りです。
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by
hagoita-kougetsu at 2014-08-20 09:46
もとこさん、、、、お暑うございます。
涼しさをお届けできれば幸いです、、、しかし現場は炎天下の中の
放水でかなり蒸しましたが(ー_ー)!!
今週末は亀戸天神社祭礼、、、九月に入れば秋祭りに入り
私の地元でも始まります。
涼しさをお届けできれば幸いです、、、しかし現場は炎天下の中の
放水でかなり蒸しましたが(ー_ー)!!
今週末は亀戸天神社祭礼、、、九月に入れば秋祭りに入り
私の地元でも始まります。