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2011年 06月 28日

まずは助六から、、、

布割です、、、、、
今回使用する生地ですが、大きめの25号(75センチ)なので
それなりに良い生地を使おうと思って見てみたら、東京都の伝産品にも
認定されている『東京無地染め』の良い黒生地がありましたのでそれを
使用することにしました。色合いも良いし、歌舞伎十八番の中でも和事色
の多い助六にぴったりとした薄手の生地の中にもしっかりとした織りで仕上がってます。

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仕事的には少しやりにくいんですけどね!
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by hagoita-kougetsu | 2011-06-28 09:00 | 仕事場 | Comments(0)
2011年 06月 25日

久々のスカイツリー

東京スカイツリーの正式な開業日も決まりました、、、、
2012年5月22日だそうです。気になる展望台の料金ですが、
第一展望台は2000円、第二展望台までは+1000円だそうです。

北十間川には歩道橋が架かっており毎日カメラマンのスポットになっています。
今日も歩道橋の上から夕陽越しのツリーを撮ろうと大勢のカメラマンがシャッター
チャンスを待っていました。

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by hagoita-kougetsu | 2011-06-25 10:17 | 向島界隈 | Comments(0)
2011年 06月 24日

細かいなぁ~・・・簪

前にも言いましたがこの揚巻には16本の簪がつきます、、、、
綿を入れコテで包んだ後に竹ひごを割いたものを補強として簪につけていきます、、、、もちろん和紙の当て紙を使用。
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この作業の時に一つ気にかけていることがありまして、、、、                                                               この簪は胡粉などでべっ甲色の着色をして作っていきますが、                                                             この色は一回しか出せず二度と同じ色は作れません。したがってもし折れたり、引っ掛けて破損した事を考えて多めに作っていきます。


鴻月は、豆板のサイン中、、、、

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父はこれから夫婦揃って歌舞伎の昼の部に出かけるようですよ!
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by hagoita-kougetsu | 2011-06-24 08:42 | 仕事場 | Comments(0)
2011年 06月 22日

今季初取材

昨日は取材がありました、、、、、この時期としては少し早いのでは?・・・・
と言ってみると、季刊誌でこの秋冬に載せる記事のようです。鴻月はいつもの通り
熱心に話していました。見本を見ましたが少し英文も出るようです。秋に楽しみにしています。

取材風景

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by hagoita-kougetsu | 2011-06-22 08:32 | 催し物・お知らせ | Comments(0)
2011年 06月 20日

お墓参り

昨日は鴻月の母親の命日だったのでお墓前りに行きました。
11歳の時に母親を亡くした鴻月でしたが90歳になった今、その母親の
使うはずだった命を頂いた気がします。幕臣出身で士族らしい厳格な母親だったらしいです。
お寺に来るたびに『洗心』される思いです、、、、、感謝の心を忘れずに、、、

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最初に入った方が嘉永2年と彫り込んでいます。今から160年以上前のお墓です。
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by hagoita-kougetsu | 2011-06-20 08:51 | 我が家日和 | Comments(0)
2011年 06月 19日

せっかく六月の歌舞伎なので、、、、

演目が我が家で作った羽子板の中に有ったのでご紹介します。

『梶原平三誉石切』


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『連獅子』


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『夏祭浪花鑑』


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この入れ墨は描くのは大変だったですね、、、鴻月会心の絵ですね。
ちなみに入れ墨ですが、、、上方は牡丹や唐獅子、江戸は桜や龍が多いとなっています。
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by hagoita-kougetsu | 2011-06-19 09:13 | 羽子板の写真 | Comments(0)
2011年 06月 18日

六月大歌舞伎 夜の部

昨日は、同業の羽子板屋から歌舞伎のチケットを頂戴したので父と行ってきました。
私は今月昼の部に続いて二度目になります。

夜の部は何と言っても『夏祭浪花鑑』ですが実際の観劇は初めてです。
しかし、、、、昔羽子板で作ったことがありますが次回作るときの修正点でも
見つけられたら、、、、行った甲斐があります。

元々は人形浄瑠璃から始まった世話物です。

見せ場は何と言っても『長町裏』の陰惨な舅殺しの場ですが、、、、、
個人的には松嶋屋と播磨屋が揃い、喧嘩をする『住吉鳥居前』が良かったですね。、、、
二人が理屈抜きで格好いい!

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この手の芝居は『夏狂言』の部類に入るのだろうか?
涼感を呼ぶための水の使用、怪談物(四谷怪談)などが文化期に創始され
それが今なお伝統が続いているようだ。 確かにあの殺しの場面は涼を呼ぶ、、、『ゾッ!』

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今回は二階席、、、、

オペラグラスは必需品!

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今回も大満足な鴻月でしたが、、、来週急遽『昼の部』が手に入って今度は鴻月夫婦で行く
予定です。本人も松嶋屋の『連獅子』は大変楽しみにしています。
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by hagoita-kougetsu | 2011-06-18 09:00 | 我が羽子板屋の嗜み(たしなみ) | Comments(0)
2011年 06月 17日

次の仕事は、、、、、

前回評判の良かった『助六由縁江戸桜』の製作にかかります。
大きさは二尺五寸(75センチ)の大きなサイズで助六と揚巻の二人立ちになります。

歌舞伎では誰もが知っている歌舞伎十八番の一つで人気のある演目です。
『曽我狂言』の一つで仇を探し夜な夜な吉原に出向き喧嘩を吹きかけ源家の重宝(刀)友切丸
を探す、、、、、、、皆さんが良く見る吉原・三浦屋前の舞台だ。
歌舞伎十八番の中でも唯一の世話物とされところどころには和事も入る、、、、、、
江戸随一の色男と吉原NO1の花魁揚巻の華麗な舞台をどう表現できるかなぁ~~?

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いつものように型切りから、、、、

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ここで、職人ワンポイント!

皆さん、鋏はどう使っていますか?昔、押絵師の先輩に小指を出して切った方が
長く切れるし、丸みのあるものも自由に切れる、、、と教わりました。
以後、このように持って切っています。

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何と言っても今回は花魁揚巻と言うことで簪の数が多い、、、一体に伊達兵庫(かつら)に16本!

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by hagoita-kougetsu | 2011-06-17 08:52 | 仕事場 | Comments(0)
2011年 06月 14日

最後の仕上げ、、、

いよいよ仕上げ段階です。

面相に鬘の(かつら)鬢(びん)を取り付けます。


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押絵羽子板の裏は糊をつけたあて紙(和紙)で補強します、、、、、

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その上から熱したコテで押すとかなり強固になります。

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さて、その和紙をご紹介、、、、
羽子板の鴻月では出雲の和紙を使用しています。
この和紙は厚いと糊が浸透する前に表面が焦げてしまい、
薄ければ後に破れてしまします、、、、この『八重雲』は丁度いい厚さで
重宝しています、、、、下絵を描く場合もこれを使用しています。けして洋紙等は
使いません。

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頭部と体はあて紙を多めに使います。

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小道具類、腕を付けて完成です。
ようやく出来ました、、、、、

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このまま保存して秋になったら桐板に打ち付けます。
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by hagoita-kougetsu | 2011-06-14 08:28 | 仕事場 | Comments(0)
2011年 06月 11日

急ピッチ・・・・その2

鬢(びん・・髪の部分)をコテで返します。
多くの押絵師は手で返すようですが私は師匠がコテを使用していたので
この方法です。きっちりいきますしツヤが出る気もします。

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出来上がり、、、、

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面相も進んでいます、、、

最初に描きましたがこの芝居は一條大蔵卿が阿保を装い源氏再興を願う、、、と言う設定です。
面相はその強い意志と公家らしい高貴な品格を表現しなければなりません、、、そう心がけて
描きましたが、、、、、

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出来上がり、、、、

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この中啓(ちゅけい)は襟ぐり(襟の背中の部分)に刺さっている物ですがほとんど
羽子板では見えません、、、、しかし平面でとらえず立体でとらえていく押絵羽子板は、
鴻月の教えの一つです。

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by hagoita-kougetsu | 2011-06-11 08:57 | 仕事場 | Comments(0)