押絵羽子板・西山鴻月のブログ  『風のしがらみ』  ~この道一筋に~

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2013年 04月 30日

小雑誌、、、、

昨年から時期を関係なくいろいろな取材が来るようになった、、、、羽子板と言えば年末・年始号の定番
だったが、、、、これもスカイツリー効果であろう。

今回はJTB西日本が発行する旅の小雑誌で各営業所で配布されようです。

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ライターから電話があり明日の取材と言う事で頼まれた、、、、、取材当日話を聞くと、編集部の方から
この取材地域は複雑で、かつ工芸品も高度なので出張してもらいたい、、、、とわざわざ大阪から
出て来たのだった。

東京、、、と言うくくりだが取材地は『向島』である、、、、御仲間も載っています。

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この雑誌にも書いてあるが、今後の『旅』とは何か??名所と呼ばれる場所を点で巡る旅から、『土地』
そのものを楽しむ旅へ、、、、、、とある。私も同感です。私が思う最高の観光資源は『人』だと思ってます。
名所とそこの土地に住む人が一つになり楽しい旅が生まれるものと考えます。

昨年、東京の観光地の仲間入りをしたこの地域ですが、江戸情緒が色濃く残るこの『向島』で
江戸の粋を感じてもらえる”おもてなし”を出来るように更に努力をしなければと思っています。
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by hagoita-kougetsu | 2013-04-30 09:02 | 催し物・お知らせ | Comments(0)
2013年 04月 28日

豆板『め組』進行中。

豆板の『め組』が進んでいます。
数量はいつもの半分の数にしました、、、、、より多くの種類を作らなくては
ならないので仕方のないことですが、、、、、常時20種類以上は欲しいところです。

『め組』多少手間のかかる羽子板です。今日は小道具の一つ『纏』描きました。

白い生地に綿を入れ押絵にします。胡粉を塗って下地を作り纏を描いていきますが、
め組の纏は竹で編んだものです。『籠目』を描きますがきちんと揃った籠目にしなければ
なりません。

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最後に印の『め』の文字を入れます、、、、、なんちゃって勘亭流風です。

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昨年、平成中村座5月公演で行われた『神明恵和合取組』で使用されため組の纏

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失敗例、、、、、たまにあるんですが。

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筆洗の中に長時間筆を入れっぱなしにして置くと筆の内部まで水が染み込みます。
一応手ぬぐいで拭いて使うんですが途中で溜まっていた水が筆先に滴ります、、、、、

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こんな状態はご法度です。




さて、せっかくなのでここで江戸期の消防組織について書いてみます。
私の知識だけでは心もとないので少し調べてみました。

『火消』は大きく分けますと武家火消と町火消となります。武家火消は旗本が中心となる『定火消』
大名が組織する『大名火消』に分かれます。『店火消』『町火消』は町人が中心となる消防組織です。
その後幕末にかけていろいろな火消の形状があったようです。

まぁ~~持ち場の違いですが、こも『持ち場』の違いや市中での衝突など度々喧嘩が起こりまして
時にはかなりの大事になったようです。歌舞伎にある『神明恵和合取組』は鳶と相撲取りの大喧嘩
です。
これが『火事と喧嘩は江戸の華』の言われです。別に個人の喧嘩の事を言ったわけではありません。

そして、何より有名なのが『江戸町火消』です。
江戸の町を約20町ごとに一組とし、隅田川から西を担当する1番組~10番組『いろは48組』と
東の本所・深川を担当する『北・中・南組』の16組が組織されました。
ちなみに『へ・ら・ひ・ん』の組は格好悪いのでなくその代りに『百・千・万・本』組としました。
歌舞伎の演目にある『め組』は新明町・増上寺・芝・浜松町付近を担当する二番組です。

私の住んでいる墨田区は元々下総の国でしたが江戸が大きくなり武蔵の国、江戸に編入されました。
両国橋はそれ以前両方の国をまたぐ橋なのでその名称になったのです。

この江戸町火消ですが、延享4年の江戸城二の丸の火事には出動許可も出て大変な活躍で
幕府からも絶賛されたようです。その後江戸後期の江戸は町人文化も盛んになり(資金源もあり)
町火消が各所で活躍していったそうです。

そして現在、町火消の後継が『江戸消防記念会』へと発展しています。

東京区部を第一区~第十一区にわけ、その中に幾つかの番組とし総数87組で編成されているようです。
鳶職を生業のしている方が多いと思いますが地域の古式祭事等には欠かせない方々ですよね!
先日の歌舞伎役者の銀座お練りパレードでも先導なされていました。
我が家は第六区五番組(北組)ですか、、、、、、でも江戸川区と葛飾区には無いようです。

何と!我が家の近くにも『江戸町火消』の縁の地がありまして、、、、、
隅田川七福神・恵比寿神、大黒神でも有名な『三囲神社』です。

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ここに『木遣り塚』と言う碑がありまして毎年6月には行事があります。

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『木遣り』と言うのは聞いたこともあり方もい多いと思いますがお祭りなどで鳶の頭などが神輿の先導
で歌っていますね、、、、、、、この起源は1606年江戸城増築の折に町衆が『松に寄せる祝いうた』
を歌い人足の調子をとったことから始まったようです。祝い事のは欠かせない大変縁起の良いうたです。

来月からはいよいよ東京の夏祭りが神田明神、下谷神社を皮切りに始まります。
江戸消防記念会の皆様もお忙しくなることでしょう。

まぁ~~いろいろ書きましたが~~これ以上詳しくはすみませんがご自分で調べてください。
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by hagoita-kougetsu | 2013-04-28 09:36 | 仕事場 | Comments(0)
2013年 04月 26日

新しい『電気ゴテ』

いつも使っているコテが壊れたので新しい物にしました、、、、、、

電力60Wを使っていますがパワー変換機も有るので最低半分まで落とせます。生地によっては
ありがたいですね。昔はコテを火鉢の中に入れて使っていましたが随分と楽になりました。

当たりハズレも有りますが良ければ5年はもちます。こて先は真鍮の鋳物で私専用の型になっています。

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by hagoita-kougetsu | 2013-04-26 08:38 | 道具 | Comments(0)
2013年 04月 25日

次の仕事は、、、

昨年は『め組』の豆板が人気があった、、、、

五月の中村座では十八世が初役で演じたせいもあったが追加追加で板に打ち込んだ記憶がある。
暮れの羽子板市でも亡くなった日も近いせいか十八世を偲んで皆さん買い求めていた、、、、、、

そんなことで、『め組』在庫ゼロ、、、、、、、、早速作ることにした。
このブログも三年目ですがそろそろ作る物が重複してきましたが、そこはご勘弁を、、、、

いつもの通り『包み』作業から、、、、

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作業していると突然『コテ』に電気が通らなくなり故障、、、、買い置きが有ったので取り替えました。
五年は使っていましたねーー。ほぼ毎日使って結構もつものです。
そのうちまた秋葉原に買いにいかなければ、、、、、
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by hagoita-kougetsu | 2013-04-25 08:42 | 仕事場 | Comments(0)
2013年 04月 22日

いざ、、、、隅田川!

昨日は朝から冷たい雨が降り気温も冬を思い返すような寒さでした。
気になるのは『早慶レガッタ』、、、、、決行しているのか?、、、、、

いつものように仕事をしていましたが、午後になり雨もやみ始めました。
そんな時、3時前でしょうか隅田川上空にヘリコプター、、、、、『やってるな!』
急いでカメラを持って出かけました、、、、『報道かっ!』

堤通りを渡ると区民少年野球場がありそこにはいくつものの艇が並んでいました。
かどを曲がり言問だんごの前あたりですでに両校の応援合戦が聞こえて学生や両校OBの姿
が見え始めました。

台東区側には早慶両校応援団
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墨田区も『早慶レガッタ』を応援しています。
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さてさて、、、、何処からのアングルで撮ろうか???
写真に臨場感を加えるなら迷わず横っ腹からのアングルと思いますが、桜橋ゴール地点の為もし3艇身も
差がつけばただの単独のボートになってしまいます、、、、、、桜橋中央から狙うことにしました。
家を出る時は報道カメラマンでしたが今はすっかりスポーツカメラマン気取りです、、、でもそんな『成りきり』が幸せにな1日になったりします。

格好とは恐ろしいものでして、、、、、あの寒さです、この時期は冬物をしまってしまいましたのでクローゼットに有った昔着ていたスキーウエアを着用することにしました。防寒で雨対策にもなります。
黒のウエア、、、、胸に金で『DESCENIEデサント』、、、型には大型のカメラにレンズ、、、ストラップには
『PROFESSIONAL』の文字、、、、一般の方から見るとどう見てもその筋の人(オフィシャルカメラマン)に見えたのでしょうかみなさんよけてくれて難なく最前列に
構えることが出来ました、、、イメージと言うのは凄いですね!

3時30分発艇、、、、、新大橋から桜橋まで3750mです。

スタートから10数分で言問橋手前に両艇が見えてきました、、、、慶応ややリード
雨は上がったものの冷たい北寄りの風の為エイトにとってはアゲインストとなる。

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この段階で3艇身以上の差がついているように見えます、、、、私の予想は当たりこの場所の選択は
間違ってはいなかったようです。

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追う早稲田、、、

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結果は慶応の二連覇で幕をおろしました。

勝敗はつきましたが両エイトは力を出し切ったことでしょう、、、、負けた早稲田の思いは来年の後輩に
受け継がれますね!



退艇、、、、、何事にも裏方あってのこと。

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W

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『隅田川の川面に映る両校の伝統、、、その世紀を超えた意地とプライドをかけた戦い、、、』

K

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この春両校に入学した若者も多かったことでしょう、、、新緑の墨堤に若葉が美しいように久々に
若者の清々しい姿を見た気がします。

この隅田川、、、、江戸時代には今の吾妻橋から下流を『大川』と言い、その新大橋までの左岸(西側、今の
台東区、中央区)を『大川端』と言っていまして歌舞伎の舞台にも度々出てきます。
当時架かっていた橋は上流より吾妻橋、両国橋、新大橋、永代橋の四橋、、、、吾妻橋は
地元有志の寄付による民間でできた橋です。これを見ても大川端付近では庶民文化の隆盛がうかがわれ
賑わっていたことでしょう。
流通としての水路でもありますが江戸の文化の源、、、、、そこからの風情・風流そして情緒へと華のある
川です。まさに『大いなる川』ではないでしょうか、、、、、夏の花火も今から楽しみです。
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by hagoita-kougetsu | 2013-04-22 09:08 | 向島界隈 | Comments(0)
2013年 04月 21日

ようやく『春駒』出来ました。

随分長くかかった気がしますが『春駒』が出来上がりました。

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女物は男物よりぐっと種類が減ります、、、、、『道成寺』『藤娘』の二大人気は健在ですが、この『春駒』は
第三の女物になると思います、、、、自分で言うのもおかしいですが良くできています、、、それに縁起がいい!

秋口に打ち込むのを楽しみにしています。
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by hagoita-kougetsu | 2013-04-21 09:20 | 仕事場 | Comments(0)
2013年 04月 20日

明日の隅田川では、、、、

本日の朝刊に明日の『早慶レガッタ』開催のチラシが入っていました。
毎年桜の花見が終わった新緑の墨堤には『早慶レガッタ』が恒例になっています。

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この早慶レガッタの歴史は古く、第一回は1905年(明治35年)だそうで今年で第82回を迎えます。
途中戦時中での中止や高度経済成長期の河川汚染、架橋工事などで戸田や荒川に舞台を移しましたが
昭和53年に隅田川での復活が成されたようです。

明日の天候も心配ですが
      『隅田川の川面に映る両校の伝統、、、、その世紀を超えた意地とプライドをかけた戦い、、、』
     
どうぞ観戦においでください。私も地元人として蔭ながら応援させていただきます。
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by hagoita-kougetsu | 2013-04-20 11:21 | 向島界隈 | Comments(0)
2013年 04月 19日

今度は、、、、『藤』  その2

亀戸天神はこの時期に夜のライトアップも行われていると聞いたので
昨日は仕事が終わってからまたまた自転車に乗り行って来ました、、、、、、、

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夜にもかかわらず大勢のカメラマンがいましてそれぞれシャッターをきっていました、、、、、
しかし、、、、、、この夜の撮影の必需品と言えば『三脚』です、、、、当然皆さん使っていますが、
私は掟破りの『手持ち』撮影です、、、、、、

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私の持っている機体ともなるとカーボン製あたりの高級三脚が必要ですが数万円はしますので
なかなか買えません、、、、、、したがって写真が少しブレますね。

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デジタルカメラは年々進化しています。私の機体も高解像度&高感度を上手く両立している
カメラで少しのライトアップの光でこのように写すことが可能です。
あとは更なるスペックの理解、それに伴う技術、そして何よりなのは高性能レンズですが流石に
そこまでは手が間に合いません、、、、、、暫く現状で頑張ります。また、弟も最近同機種を買ったと
言う事で何かとレンズも借りれることもあるでしょ言う!彼は昔からN社ですので、、、、、

ライトアップのスカイツリーも良く見えます。

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by hagoita-kougetsu | 2013-04-19 08:25 | 向島界隈 | Comments(0)
2013年 04月 18日

今度は、、、、『藤』   そのⅠ

桜に変わって今度は『藤』の便りもチラホラ、、、、、、と言う事で近場で名所の『亀戸天神』に
早朝行って来ました、、、、、、、亀戸天神はお隣りの江東区ですが墨田区側に一番近く
我が家からも自転車で10分ほどで行ける距離にあります。
毎年8月の下旬には祭礼も行われ庶民の夏祭りで賑わいます。氏子地域もむしろ墨田区に多く
墨田区民に昔から親しみやすい神社です。私も、、、高校受験の折には祈願に行ったよう~~ナ?

天神様と言うと菅原道真公を祀り『梅』が有名ですが亀戸天神は350年前より既に『藤』の
名所であったようです。安藤広重の名所江戸百景にも『亀戸天神境内図』があり藤が描かれています。
当時の人々は「亀戸の五尺藤」「亀戸の藤波」と褒め称えたそうです。

現代版錦絵にするとこんな感じでしょうか?

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早朝にも関わらず多くのカメラマンがいましてそれぞれお気に入りの撮影ポイントで熱心に
シャッターをきっていました。

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肝心の『藤』ですが、、、、、、桜もそうでしたが今年の春の気温上昇により例年より10日は早い開花
だそうです。早咲きの藤棚は満開近くになっていますが、棚から藤の花が滴るようになるのは
あと一週間ほど先ではないかと思います。
それと20日(土)からは『藤まつり』が開催され境内には出店が多く、また観光客も来るので
早めの撮影となった次第です。(写真家気取り)

もちろんスカイツリーもバッチリ、、、、、、

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通称『女橋』から見た本殿

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亀戸天神、、、、、当然カメもいます。

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羽子板にとっても『藤』は重要な花の一つです。長唄『藤娘』の衣装には藤の花が多く使われています。
衣装を描く上絵作業ではいろいろな藤を描きますので藤を見るのも勉強になります。

鴻月が描いた『藤』の裏絵

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亀戸天神『藤まつり』は20日(土)~5月6日(月)までです、、、どうぞお越しください。
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by hagoita-kougetsu | 2013-04-18 09:22 | 向島界隈 | Comments(0)
2013年 04月 16日

仲間の職人さんのお店で、、、

伝統工芸の会でも御仲間で向島の七職人でもご一緒の江戸木箸・大黒屋さんの店の前は
牡丹が満開です、、、、思わずカメラを向けてしまいました。

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歌舞伎でも度々出てくる花が『牡丹』です。羽子板でも欠かすことが出来ない牡丹の花ですので
何か参考になればいいなぁ~~~とじっくり見てしましました。

今度、連獅子や鏡獅子を作った時にの裏絵には是非描いてみょうと思います。

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鴻月が昔描いた牡丹の裏絵

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by hagoita-kougetsu | 2013-04-16 08:42 | 向島界隈 | Comments(0)