押絵羽子板・西山鴻月のブログ  『風のしがらみ』  ~この道一筋に~

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2015年 08月 26日

若手歌舞伎役者の勉強会へ、、、、

近年若手歌舞伎役者の自主公演や勉強会が増えて来ています、、、、、、

今回チョットしたご縁が有りまして中村歌昇丈、中村種之助丈の初めての勉強会第1回『双蝶会』を
観に国立劇場小劇場に行って来ました、、、、、、

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演目は『彦山権現誓助剱・毛谷村』、、、歌昇丈は毛谷村六助を務めます。人情味あふれるお芝居ですが
最後は仇討ちへと向かう主人公を見事に演じられていました。

二幕目は新歌舞伎十八番の内『船弁慶』、、、種之助丈は静御前・平知盛の霊の二役です。
若手の中でも舞踊に定評がある種之助丈しっとりとした静御前の後に勇壮な知盛での舞は観客を
魅了していました。

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そして今回中村芝雀丈、市川染五郎丈、尾上松緑丈が華を添える形となり素晴らしい舞台になりました。

また、驚いたのは『竹本』、『長唄囃子連中』の豪華な顔ぶれは寄り一層聴覚に響きました、、、、、

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今後の御二方のご活躍を心からお祈り申し上げます。
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by hagoita-kougetsu | 2015-08-26 10:56 | 我が羽子板屋の嗜み(たしなみ) | Comments(0)
2015年 08月 23日

踊る阿保に撮る阿保、、、、

『阿波踊り』と言えば言わずと知れた本場徳島県です、、、、、、、
近年は「町おこし」の一環も有り全国で『連』(チーム)ができ活動も増えているそうです。

『日本三大阿波踊り』、、、、と言うのがあるそうで、王道はやはり徳島県、今年で59回を迎える東京高円寺、
そして初めて知りました『南越谷阿波踊り』今年31回を迎え二日間で60万人が訪れるとのこと、、、、
我が家から意外にも東武スカイツリーラインで20分程で着く近距離なので昨日出かけてきました、、、(撮る阿保です)

新越谷駅ではこの時期電車が到着すると阿波踊りメロディがなり見物客をむかえます。
駅前には本気度を表すかのように銅像が、、、、、すでに駅前は熱気を帯びていました。

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夕方5時過ぎにスタート、、、駅周辺四か所の会場を踊り流します。(舞台での組踊りなども行っているようでうす)
地元を中心に徳島や高円寺のご招待連大小合わせて70もの連が揃います。

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日没には次第にどの連もヒートアップ!
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『男踊り』はアグレッシブに、、、、

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『女踊り』はしなやかに、、、、
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しかし、、、、、時には『力強く』

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音頭を取るのは『お囃子連中』、、、、、、強弱の『間』により踊りが変わってくるのは見ている者を魅了します。

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フィナーレは本場徳島の三つの連が合同で流します、、、、、

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阿波踊りの歴史は今から400年前にさかのぼり江戸開府頃と聞いています、、、、、
勿論それ以前より有ったとは思いますが今の原型はその頃に始まったのでしょう。
阿波の国藩主は蜂須賀氏です。

江戸時代は『藩政』であり藩主が政治・経済・文化を独自に行っていきます。270年もの太平の時代が
それらを成熟させ地方文化となり現在も継承されていると私個人的には思っています。
その文化が全国に波及し根付いていく、、、、日本文化の奥深さにあらためて心に残った時間でした。
踊り手の皆さんありがとうございました。

一度、、、本場徳島での阿波踊りを見に行ってみたいものですねーー、、、、、、

この『南越谷阿波踊り』は本日も行っております、、、、、比較的歩道も広く見やすく、また飛び入り参加も
出来るのでこの機会に『阿保』になってはいかがでしょうか?

また、来週末には『高円寺阿波踊り』も有ります、、、、こちらは関東最大級らしいですよ!
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by hagoita-kougetsu | 2015-08-23 11:35 | 我が家日和 | Comments(0)
2015年 08月 21日

ようやく、、、、


、、、、、、、スガ植えを行った後に『松王丸』が出来上がりました。

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これで『梅王丸・松王丸・桜丸』ができて「車引」の完成です。

9月になってから桐板を発注しますのでその後の打ち込みになります。

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by hagoita-kougetsu | 2015-08-21 09:14 | 仕事場 | Comments(0)
2015年 08月 17日

今年も行っちゃいました、、、、

毎年この時期には『深川・富岡八幡宮祭礼』が有りますが今年も昨日行って来ました、、、、、、
三年に一度の大祭が昨年でしたので今年は出かけなくても良かったのですが大祭の翌年は
『宮神輿』が氏子地域を巡行するとの事、、、、、、江戸元禄期に当時の豪商紀伊国屋文左衛門が寄進した
三基の宮神輿が有ったそうですが関東大震災にて焼失、深川氏子の念願だった宮神輿が平成の初めに
『一之宮』が出来上がりましたがあまりにも大きいため巡行渡御不可能となり後にそれより少し小さい『二之宮』が
出来上がりました。

恐らく『一之宮』は日本一であろうし、、、、、『二之宮』でも都内最大級ではないでしょうか??
富岡八幡宮では二基揃って神輿蔵にあり時間帯もあるが常時見ることはできるようですが、、、、やはり担いでいるところを見てみたい!

江東区豊洲にやってきました、、、、、、、近年都内で住んでみたい場所として上位になっている地域です。
高層マンションが立ち並ぶ地域で一軒家などはほとんど見かけませんでした。
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これが『二之宮』、、、、黄金神輿とも言われているようです。
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豊洲橋の上、、、、、、『宮神輿』を担ぎ巡行する際は全ての氏子は同じ祭り衣装になります。

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『大祭』ではないので各町会の祭り仕度は(御酒所など)なく、、、、各家にも提灯は掲げられていませんでした。
しかし『宮元』はこんな感じ。
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メインでシャッターを切ったのはやはり『永代橋』、、、、、

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背景に見えるのは佃島の高層マンションです。

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夕方には多くの見物人に見送られ『宮入り』いたしました。

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今年は特に見に行こうとは思っていなかったのですが行って良かったと思います。
大祭ではないので神社境内は祭り感いっぱいでしたがそれ以外は普通の休日と変わりがない状態でした。

ただ、『宮神輿』一本に絞った氏子担ぎ手は古式に則った真摯な態度は古(いにしえ)を思い起こさせます。
今回も素晴らしいお祭りでした。
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by hagoita-kougetsu | 2015-08-17 09:49 | 我が家日和 | Comments(0)
2015年 08月 16日

夏だ!納涼歌舞伎、、、、

昨日は『八月納涼歌舞伎』の一部を観劇してきました、、、、、、
納涼歌舞伎(夏芝居)の興行の目的と内容は依然このブログでお話ししました。今年は『十世坂東三津五郎さん』を偲ぶと題した
演目が多い興行となっています。

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第一部の初めは『おちくぼ物語』、、、、平安時代に有った『落窪物語』を歌舞伎化した作品で
日本版の『シンデレラ物語』の内容となっています。主人公「おちくぼの君」には中村七之助丈が務めます。
狂言芝居の女形とは一味違った脚本とお役、、、、、十分伝わってきた作品で堪能いたしました。

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続いては十世坂東三津五郎に捧ぐ、、、と題した舞踊『棒しばり』

一昨年、、三津五郎丈と勘九郎丈が十八世勘三郎に捧ぐ、、、、、として踊った舞台が今回このような
事になると思ったのは私だけではないと思います。思い起こせば五世勘九郎、八十助時代に見た記憶が
蘇ります。その意思を継いだ坂東巳之助丈が勘九郎丈と共に『捧ぐ』舞踊となりました。
笑いを取りながら、、、そして格調も高い踊りはお父さんにそっくりでその技は息子さんたちに受け継がれています。幕が下りた後も大きな拍手、、、、、
いつもより多い『中村屋~~大和屋~~!』の大向うも先代を偲ぶ形となった気がいたします。
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by hagoita-kougetsu | 2015-08-16 09:08 | 我が羽子板屋の嗜み(たしなみ) | Comments(0)
2015年 08月 15日

終戦の日を迎えて、、、、、、

先の大戦終結より70年が経ちました。
今年に入り終戦70年特別企画としてドラマやドキュメント番組が放映されています。

私の歳から言うと珍しく両親は大正生まれでして、、、、、したがって戦時中は二人とも青年期でありました。
両親からの話とこれらの番組の話を合わせてみると“点”が“線”となり当時の様子が良くわかります。

母は大本営・陸軍部に勤務していました。終戦後も9月30日まで残務整理として務めたと聞いています、、、、、

父は召集はされましたが内地部隊に所属しく本土防衛の為九十九里で終戦を迎えたそうです。

先日興味深い写真が出てきました、、、、、、、

部隊に入隊する日、、、、、近所の人に見送られる出征の写真ですが日章旗の中に二本の羽子板が
あるではないですか!
一本は『先代萩・仁木弾正、刃傷の場』、、、、、、敵撃滅の形なのか?
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今一つは『長唄・鷺娘』、、、、、、何故か?私が察するに、、、、、当時独身だった父に花嫁に似ている
鷺娘を飾ったのでは???
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いずれにしてもせっかく取得し独立した羽子板職人の腕もこれまでか?という無念の思いが有ったと思います。

その後生きて終戦を迎えましたが戦後の混乱期、、誰もが食うや食わずの日々が続くのは言うまでも
ありません。

一年経った頃でしょうか、、、、希望と使命感を抱き仕事を再開しました。

終戦70年、、、、、、多くの犠牲者の方々には哀悼の意を表すると共にご冥福を心よりお祈りしたいと思います。
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by hagoita-kougetsu | 2015-08-15 20:27 | 我が家日和 | Comments(0)
2015年 08月 12日

豆板松王丸面相

面相に取り掛かってます、、、、、、

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豆板なのでシンプルに描くところですが父の時より少し手を加えてみました。

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by hagoita-kougetsu | 2015-08-12 08:33 | 仕事場 | Comments(0)
2015年 08月 07日

納涼の贈り物

先日、、、、古くからの友人から『涼しげ』な品が京都から届きました。

『箱庭』を意識した可愛らしい置物です、、、、、、

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庭好きの父に、、、、、との事でした。仏壇に供え今は仕事場に置いています。
思い出してみると『苔』が大好きだったなぁ~~。

こんなに小さくてもパッケージングを含め『雅』を感じさせる京都です、、、、、、

嬉しい『納涼』です。

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by hagoita-kougetsu | 2015-08-07 08:50 | 我が家日和 | Comments(0)
2015年 08月 03日

良いお祭りでした。

近年一眼レフカメラを買って度々下町地域のお祭りを撮ってきました。
お祭りを見るとその地域の歴史や人情感が現れ同じ東京に住む者として大変勉強になります。

今回以前より熱望していました『佃住吉神社祭礼』が三年に一度の大祭と言う事で昨日早朝の
本社神輿宮出し船渡御を見に行って来ました。

寝坊をしてしまいましたので御神輿はすでに船の上、、、、、、出船まじかでした。

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海上祭に向かうべく隅田川河口へ、、、、、前方は勝鬨橋

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一時間ほどで御神輿は戻って着船、、、、、これから陸の渡御になります。

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歌川広重の『江戸名所百景』でも有名な「佃島住吉の祭」

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この佃島は徳川家康江戸下向の折、、、、、、摂津の国の漁夫数十名を呼びこの地の干潟を与え
住まわせたのが始まりと聞いています。後に同国の住吉社の分霊を頂き現在の『佃住吉神社』が
形成されたようです。家康に献上する魚介類もあり深く保護もされまた、海上交通安全や祈願の
拠点ともなり栄えてきました。

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また、今年は徳川家康没後400年目の節目となり縁の地では賑やかなイベントも開かれているようですが
こちらも厳かに行われています。
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少し町の中を歩いてみました、、、、、、、

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何かタイムスリップをしたかのようですがここは紛れもない東京都中央区です。
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町の入口は仮設の鳥居が建てられ町中は境内となります。気分はお祭り一色です、、、、、

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こちらは宮元の御神輿、、、、、また有名なのが『獅子頭』の巡行ですこちらは土曜日に行われたそうです。

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午後からは他地域への渡御の為出発、、、、

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御神輿はこのへんでは珍しい『八角神輿』

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家康公の御神輿と一緒に渡御へ

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お祭りのシンボル『大幟』

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今回念願であった『佃住吉神社祭礼』に行くことが出来嬉しく楽しませていただきました。
東京でもいろいろなお祭りはあるけれどここは独特の五感を感じさせていただきました。
古式に則った町の祭り支度や人々の祭り装束の形式美、、、、そして熱い気持ちと誇り。。。。。
ここ佃の地域だけでしょうか本社神輿では女性の担ぎ手がいない!まさに漁村の男祭りです。

詰所や自宅玄関先には近年亡くなった方でしょうか遺影が置かれていたのが印象に残ります。

他の地域とは違いけして商店が多い場所でもありませんが古よりの町方の絆が見えるお祭りでした。
昨日も猛暑が続き汗だくでバテバテでした、、、、この時期の撮影は暑さ対策を何か考えなければ、、、、

本日、、、平日でも月島地域で渡御は続き夜に宮入りするようです。

追伸

カメラを持っていると何処へ行っても気さくに声を掛けてくださる方も多いです。また顔見知りの
カメラマンとの再会などもあり情報交換などもします。
今回のように御神輿には望遠、町並みには広角なレンズが好ましく二台体制が必要ですね、、、、、、
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by hagoita-kougetsu | 2015-08-03 09:38 | 我が家日和 | Comments(0)
2015年 08月 02日

松王丸、、、、上絵から

何か久々に胡粉を練る、、、、、
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まずは定番の三つ子の衣装から、、、、、
この単純な四角を(◆)描いていくのですが体の動きに沿って描いていくと動きが出ます。

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松を描き、、、、、5.6回手間をかけると出来上がり!
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by hagoita-kougetsu | 2015-08-02 15:39 | 仕事場 | Comments(0)