2013年 05月 06日
歌舞伎座新開場 五月大歌舞伎 |
昨晩は先月華々しく新開場した歌舞伎座へ行って来ました。
四月から六月までの三か月間は『新開場こけらおとし公演』と称し三部制になっています。
私が見たのは三部、、、、、『梶原平三誉石切』『京鹿子娘二人道成寺』です。
新歌舞伎座は内外装共に旧歌舞伎座の面影を多くの残し、そしてエスカレーターの設置や座席の改良など観劇する側には最高の施設に
生まれ変わりました。
二階の吹き抜けから
半日座っていえも大丈夫そうな座席
何より素晴らしく思えたのは音響効果です、、、、、流石に歌舞伎専用劇場です。恐らく三階からでも
良く聞こえると感じました。
この天井に秘密があるとか?
何処から見ても花道『七三』が見えるような設計となり観劇者には誠にありがたい劇場です。
三階には旧歌舞伎座にもありましたが歴代の名優のお写真が懐かしく飾られています。
しかしながら新歌舞伎座までの三年間に五名の大名代の方々が他界されました。
誠に残念なことです。
さて、肝心の芝居です。
座席は二階中段右サイド
舞台は旧歌舞伎座と寸法が同じと聞いていますが何か尺が大きいように見えます、、、、
まさに『大歌舞伎』にふさわしい、、、
『梶原平三誉石切』は人間国宝・中村吉右衛門丈の梶原平三景時、、、、源頼朝挙兵に至るお話です。
私にとって久々の吉右衛門丈の時代物の立ち役、、、、風格・品格とも素晴らしく前半の『静』から
『動』へ、、、、、、自らは源氏であることを明かす胸に秘めた思いがこちらまで感じられました。
『京鹿子娘二人道成寺』、、、、本来一人で踊る舞踊ですが今回は人間国宝・坂東玉三郎丈、
尾上菊之助丈の御二人によるスペシャルな舞台です。前にも一度見たことがありますが、今回は
また少し指向が違って見えました。長唄の大曲『道成寺』をこのお二人で見られたことは華やかで良かったです。
せっかく歌舞伎座が新開場したので少し書いてみます。あくまでも私の主観ですのでご勘弁を、、、
このブログを見ている方は歌舞伎のお好きな方が多いと思いますが、逆に羽子板がきっかけで
歌舞伎に興味を持った方も少なく無いようです。暮れに娘や孫の羽子板を購入する際にインターネット検索中にこのブログに
当たり、読んでいるうちに歌舞伎に興味を持つ、、、、、、実際暮れの羽子板市にはそう言うお客さんから
お声をかけられますし、地方の方からは電話も有ります。
さてさて、この歌舞伎座新開場こけら落し公演は実に素晴らしい演目が三か月間行われます。
大名代の(俳優協会幹部)方々が自分のお家芸を惜しげもなく演じます。『the 歌舞伎』のオンパレード
の三ヶ月です。
一言で歌舞伎と言っても幾つかに分類されます。
時代物(江戸時代から見た時代劇)
世話物(江戸時代の現代劇)
新歌舞伎(明治以降の新作)
松羽目物
所作事、、、、歌舞伎舞踊などなどです。その他にも江戸の荒事、上方の和事、人形浄瑠璃からきた
『丸本物』、、、、、、、、
これら全てがバランスよくこの三ヶ月の公演に盛り込まれております、、、、全部見れは歌舞伎の代表的な
物はわかることでしょう、、、、、、、まさに『スペシャル』です。
今までの歌舞伎ファンの方、、、、これから見ようと思っている方楽しい夢の世界です楽しみましょう~~ね!
失礼しました、、、、、、
四月から六月までの三か月間は『新開場こけらおとし公演』と称し三部制になっています。
私が見たのは三部、、、、、『梶原平三誉石切』『京鹿子娘二人道成寺』です。
新歌舞伎座は内外装共に旧歌舞伎座の面影を多くの残し、そしてエスカレーターの設置や座席の改良など観劇する側には最高の施設に
生まれ変わりました。
二階の吹き抜けから
半日座っていえも大丈夫そうな座席
何より素晴らしく思えたのは音響効果です、、、、、流石に歌舞伎専用劇場です。恐らく三階からでも
良く聞こえると感じました。
この天井に秘密があるとか?
何処から見ても花道『七三』が見えるような設計となり観劇者には誠にありがたい劇場です。
三階には旧歌舞伎座にもありましたが歴代の名優のお写真が懐かしく飾られています。
しかしながら新歌舞伎座までの三年間に五名の大名代の方々が他界されました。
誠に残念なことです。
さて、肝心の芝居です。
座席は二階中段右サイド
舞台は旧歌舞伎座と寸法が同じと聞いていますが何か尺が大きいように見えます、、、、
まさに『大歌舞伎』にふさわしい、、、
『梶原平三誉石切』は人間国宝・中村吉右衛門丈の梶原平三景時、、、、源頼朝挙兵に至るお話です。
私にとって久々の吉右衛門丈の時代物の立ち役、、、、風格・品格とも素晴らしく前半の『静』から
『動』へ、、、、、、自らは源氏であることを明かす胸に秘めた思いがこちらまで感じられました。
『京鹿子娘二人道成寺』、、、、本来一人で踊る舞踊ですが今回は人間国宝・坂東玉三郎丈、
尾上菊之助丈の御二人によるスペシャルな舞台です。前にも一度見たことがありますが、今回は
また少し指向が違って見えました。長唄の大曲『道成寺』をこのお二人で見られたことは華やかで良かったです。
せっかく歌舞伎座が新開場したので少し書いてみます。あくまでも私の主観ですのでご勘弁を、、、
このブログを見ている方は歌舞伎のお好きな方が多いと思いますが、逆に羽子板がきっかけで
歌舞伎に興味を持った方も少なく無いようです。暮れに娘や孫の羽子板を購入する際にインターネット検索中にこのブログに
当たり、読んでいるうちに歌舞伎に興味を持つ、、、、、、実際暮れの羽子板市にはそう言うお客さんから
お声をかけられますし、地方の方からは電話も有ります。
さてさて、この歌舞伎座新開場こけら落し公演は実に素晴らしい演目が三か月間行われます。
大名代の(俳優協会幹部)方々が自分のお家芸を惜しげもなく演じます。『the 歌舞伎』のオンパレード
の三ヶ月です。
一言で歌舞伎と言っても幾つかに分類されます。
時代物(江戸時代から見た時代劇)
世話物(江戸時代の現代劇)
新歌舞伎(明治以降の新作)
松羽目物
所作事、、、、歌舞伎舞踊などなどです。その他にも江戸の荒事、上方の和事、人形浄瑠璃からきた
『丸本物』、、、、、、、、
これら全てがバランスよくこの三ヶ月の公演に盛り込まれております、、、、全部見れは歌舞伎の代表的な
物はわかることでしょう、、、、、、、まさに『スペシャル』です。
今までの歌舞伎ファンの方、、、、これから見ようと思っている方楽しい夢の世界です楽しみましょう~~ね!
失礼しました、、、、、、
by hagoita-kougetsu
| 2013-05-06 10:37
| 我が羽子板屋の嗜み(たしなみ)
|
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