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押絵羽子板・西山鴻月のブログ  『風のしがらみ』  ~この道一筋に~

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2013年 07月 18日

獅子の毛、、、、、

何と言っても『連獅子』の醍醐味は毛振りです、、、、、、

先だっても豆板で作り方はアップしました、、、、基本的には工程は同じですが今度は二尺五寸の
大物羽子板なので毛を植える量が違います。

植えるのに先立って赤い毛を染め直しました、、、、今ある赤毛は豆板には丁度いいのですが
大きな羽子板には少々色が薄いので調整しています。鍋に染料と水を入れ好みの色合いに
していきます。市販されている赤も有りますがこれは少々濃いので出来上がった時に汚らしい
感じになると思って我が家では使っていません、、、、、、染までやるので手間がかかります。

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白スガから、、、、、いつものように黄楊の櫛で丹念にならします。

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アイロンをかけ伸ばすとツヤが出てきます。

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剝きバサミでカット、、、、適当な量と長さにします。

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下部から徐々に段にして植えていきます、、、、、、型数は三型。

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最後に裏側にスガを植え、、、、、乾いたら前にもっていきアイロンで形を整えます。

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両方とも良くできた感じです、、、、、、特に赤は思い通りの色に仕上がっています。

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スガ糸を染める作業は我が家では良く行われています、、、、例えば『俊寛』、、、、流人を表す炎天下
で焼けた髪の毛は『茶色』に、、、、、、、『黒塚』などは白髪交じりの『灰色』などなど、、、、、、
そんな髪の毛の色合いも歌舞伎を見ながら参考にしています。

by hagoita-kougetsu | 2013-07-18 08:49 | 仕事場 | Comments(0)


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